ブランディング
2025年05月08日

「また使いたい」を生むために——顧客満足度とNPSの基本と活用法

「また使いたい」を生むために——顧客満足度とNPSの基本と活用法

顧客満足度とは、



企業が提供する商品やサービスに対して顧客が感じる満足の度合いを言います。

もっとわかりやすく言い換えると、「顧客が特定の体験に対して抱く評価や感情」とも考えれます。

ブランドエクイティとの差は時間軸が短く、反応的な部分になります。

商品、サービス単体で調査を行い評価をします。




指標:NPS(Net Promoter Score)

NPSは目に見えない顧客満足度を数値化するために用いられます。

顧客にアンケートを行い、スコア化し、管理することが可能です。


  1. 質問を設定する

    「〇〇を親しい友人や同僚に勧める可能性はどのくらいですか?」


  2. 回答を分類する

    回答スコアは、
    0~6点の批判者/7~8点の中立者/9~10点の推薦者で評価。


  3. スコアを算出

    NPS(%)=(推薦者の割合)-(批判者の割合)

    例)100人中:

    • 推奨者(9–10点):40人 → 40%
    • 中立者(7–8点):30人 → 計算に入れない
    • 批判者(0–6点):30人 → 30%

    NPS = 40% − 30% = +10

NPSの目安

スコア

評価

+50

優れたブランド

+20~49

好印象のブランド

0~+19

普通、改善余地あり

0以下

不満が多い、改善必須

NPSを活用することで、顧客の声を数字として捉え、より深いインサイトに基づいた改善が可能になります。数字の裏にある感情や体験に目を向けることが、ブランドの持続的な成長とファンづくりの第一歩です。



tones inc.では目に見えないマーケティング、ブランディングの支援を数値やフォーマットを活用しながら支援を行っており、

最終的には内製化できるような組織へ育成を行います。
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